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2005.07.21

鼎が沸くような

故事成句、ことわざを間違って覚えていることがある。コントのネタにもあるけど、「子はカスが良い」なんていう類い。
「袖すりあうも多少の縁」(本当は多生の縁)とか。
まあ、これなんかは違うといっても割に意味が通っている気がする。
そうでなくて、まったく意味が違うのに、自分だけで納得して覚えているもの。
私の場合、「かなえがわくような」という言葉を、調べてもいないのに自分なりに解釈して覚えていた。
前後の状況から、「かなえがわくような騒ぎ」という言い方で、「大騒ぎ」「大混乱」の状況を指すらしい、と言う事だけは分かった。
ただその、「かなえ」「わく」については想像するしかなかったので、「わく」は、つまり「虫がわく」の湧くに違いない。「かなえ」というのはきっとある種の虫に違いない、と何故か勝手に思い込んだ。
虫っていうのは例外もあるけど、大概、多産だ。たくさんの虫が孵って、わさわさしている様子は、確かに「大騒ぎ」って感じだ。
ついでに言うならそういう場面に出くわしたら、ニンゲン側でも大騒ぎしたくなること請け合い。なるほど、昔の人は上手い事を言う物だ…と納得。
こんな話が何ゆえにカテゴリー「ペット」なのかと言うと、先日、かなえがわいているのを見てしまったからだ。
職場の人が、野良猫に丸ままのツバス(ブリの小さいの。20センチちょいくらい)を与えていたのだけど、猫は大きな魚は食べないんだよね。
うちの猫も丸の魚は食べないが、刺身になると少し食べる。
猫にもよるかもしれないけど、職場野良猫は小さい魚でないと自分で噛み切れないのか食べない様子。
で、2、3日くらいそのまま放置されていた。
この暑いのに生魚を戸外に放置。与えた人は片付ける気がないようなので、仕方なく私が捨てる事に。
ゴミ袋をぶら下げて拾いに行くと…魚の周りで「かなえのわくような騒ぎ」が。
ぎゃーーーーー!!!
それはもう、大盛況の湧きっぷりで。ああ、ぞっとしたよ…。ハエの…。
猫が喜ぶだろうと気楽に魚をやるのはいいけど、後片付けはきちんとしよう、という話でした。
ちなみに「かなえがわく」は、「鼎の沸くが如し」で、鍋(鼎)が沸騰した様子に例えて、おおいに騒ぐ、混乱した様子を表す…だとか。
ハエが湧くが如し、とは大違いなのでした。

(注:カテゴリーペットのペットは猫のことであって、ハエのことではありません)

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コメント

へぇ~!へぇ~!へぇ~!_ミ(^o^)
「鼎が沸くが如し」ですかぁ。
問題の場面は、ちょっと想像していまいました(^^;ちょっとでなくグロテスク。
そうそう、我が家の猫たちは、栄は大きい魚は、切ってあげないと食べられません。小鉄は結構大きい切り身でも食べますが、やはり基本的に切ってあげないとだめですね。猫を飼ってみないと、そのへんの理解はできないんでしょうが、できれば、かたずけるところまで面倒見てほしいですね。

投稿: めみ | 2005.07.24 09:00 午前

>めみさん
あ、やっぱり切らないと食べませんよね、魚。
日本では猫と言えば魚、という感じなのに不思議です
丸ごとにかぶりつくほど飢えたことが無いからかなあ
魚を下ろす時、物欲しそうに見ているくせに置いてある丸ごと魚には興味なし。魚の骨の取れない現代っ子みたいな…?猫缶は海には泳いでないぞ~

投稿: KURONEKO | 2005.07.25 12:49 午後

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